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スタッフコラム

山室 コラム
2015年03月11日

「所有」から「アクセス」へ・・・・?

「フィジカルが無くなる」と言われて、かれこれ3年になるでしょうか?
フィジカルとは、物理的とか肉体的とか習ったと思いますが、最近では、
音楽のダウンロードとストリーミングのことを「デジタル」、CDのことを「フィジカル」 
っていうらしいんです。欧米では、2013年にデジタル年間売上がCDの年間売上を
上回りました。その後は、デジタルの売上の中でも、音楽ストリーミングサービスの
比率がドンドン増えているとのこと。

我々オールディーズファンの仲間うちでは、レコード会社がフィジカル末期に続々と
発売する、60年代ポップスの復刻CDの購入に、小遣いのやりくりが大変です。

一方、楽曲は「所有」から「アクセス」する時代へと移行しているといわれています。
CD購入とダウンロードは音楽を「所有」すること。それに対して、ストリーミング
サービスでは、音楽に「アクセス」する形になります。

でも、小生はやはり「所有」派。それもすでに所有するアナログレコードと同じ
内容のCDを購入しても、アナログレコードを手放すことができない、人間そのものが
2世代前のオールディーズです。
それで、思い出しました。昨年アメリカではデジタル音楽がこれまでのダウンロード
からストリーミングに移行する中、両極にある昔ながらのアナログレコードファンも
増えているのだそうです・・・・・あーア、ホッとした。