加味 コラム
2013年02月27日
2013年02月27日
昨日、映像コンテンツ…
昨日、映像コンテンツの国際共同制作事例紹介セミナーを開催しました。
世界的な放送ネットワークを持つヒストリーチャンネルのプロデューサー クリスさんをシンガポールから招いて開催したこともあり、会場には映像プロダクションや、放送局など映像関係者を中心に、40名を超える多くの方々にご来場いただきました。
私が一番驚いたのは、番組製作に向けてクリスさんの手元には毎日1,000以上の企画がメール等で提案されていることでした。
多くの企画の中から「プロデューサーの記憶に残る提案ができるか?」が、共同製作を目指す上での第一歩とのこと。
もちろん企画を提案する側は大変なのですが、一方で提案される側の立場を想像すると1,000を超える提案の中から輝く企画を探し出すために1通1通、内容を精査するのも大変なお仕事だと感じます。
単純計算で1件30秒で確認したとして、1,000件を確認すると約8時間以上必要。
加えて日常のプロデューサー業務に従事するとなると莫大な仕事量だと想像できます。
そんな中、セミナーのために大阪にお越し頂いたクリスさんには感謝の気持ちでいっぱいです。
講演は3時間という長丁場でしたが、参加者からの質問に時間の半分を割いたにもかかわらず、質問が次々に飛び出し、熱気に包まれたまま終了まであっという間に過ぎました。
国際共同製作についてお話を伺える またとない機会となりました。
ご参加いただいた皆様 ありがとうございました。