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スタッフコラム

明田 コラム
2014年01月08日

ベンチャー創出の年

新年明けましておめでとうございます。
皆さま、どのようなお正月を過ごされましたか?
私は長い休暇前に色々とやりたいことを計画していました。普段見てない映画を見る。
本を読む。整理をする。水泳とランニングをする。友人と会う、といった計画を立てて
いました。しかし、できたのは半分くらいかな?
映画はまともに一本も見ていないですね。自宅でDVDを見はじめたんですが、
酔って途中で寝てしまいました。(笑)

さて、昨年は、東京オリンピックの開催が決まり、円安で株価も上がり、
今後の経済環境も好転が期待され、久しぶりに社会に明るいムードが
漂っているように感じます。

お正月に、ある経済雑誌に目を通しました。その中で日本の創業者の過去の
インタビューが再掲されているものがあり、いくつか読みました。50年代~90年
ごろにインタビューされた本田宗一郎、松下幸之助、盛田昭夫、安藤百福、稲盛和夫、
孫正義・・・といった創業者たちのインタビュー記事です。多くは戦後の間のないころ
創業し、また事業再建し、日本経済を支える企業に成長させた経営者です。失うものが
なくなってしまった時代だからこそ新たな起業という挑戦ができたのでしょうか。
これらの経営者の幾人かが90年前後インタビューで日本はものづくりを大事に
しなければならないと訴えています。当時、ものづくりからサービス業への流れが
あったからでしょう。
話がそれましたが、今年は国も本格的に新事業創出・ベンチャー支援策を打ち出し
日本の現在の開業率5%を欧米並みの10%に引き上げる計画を打ち出しています。先の
日本を代表する経営者が新たな価値や市場を生み出し世界に進出したように、社会に
新たな活力をもたらし、新たな市場や価値を創造するグローバル規模のベンチャーが
出現することを期待されます。起業者のリスクを低減し支えていく環境を作れば、
ビジネスに夢を持って創造する起業家がどんどん生まれてくると期待したいと思います。

そして、私たち起業家支援をする立場にいるインキュベーションマネージャーの役割も
重要だと改めて気が引き締まる思いです。私達自身もリスクを背負って挑戦する姿勢で
向かって生きたいと思います。
そんな中、私も新年に自身の生き方、生活、仕事、スキルアップなど誓いを立てました。
新年の誓いの中のひとつに「規則正しい生活をする」というのを入れたのですが、
このコラムも深夜2時すぎに書いています。早速、新年の誓いを破ってしまった。
何はともあれ、心新たに爽やかに楽しく新たな一年をはじめたいと思っています。
今年もよろしくお願い申し上げます。