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スタッフコラム

明田 コラム
2014年11月26日

メイカーズフェア

早くも11月も中旬を過ぎて冬を感じる季節ですね。
今日は、京都駅は多くの観光客と思われる人たちで溢れていました。
紅葉を楽しまれたのかな?物悲しくもいい季節ですね。

さて、私は、東京に行ってきました。
MakersFairTokyo2014というイベントを視察してきました。Makersと呼ばれる
個人や小規模ユニットでデジタルを使ったものづくりをする人たちのイベントです。
クリスアンダーソンが著書「MAKERS」を発刊し日本でもムーブメントが起こっています。
今回、MakersFairを視察しメイカーズムーブメントが日本でも盛り上がっていることを
強く感じました。

MakersFairの展示されているモノをカテゴリー分けしていくと、
3Dプリンター関連、レーザーカッター関連、電子基盤関連、LED関連、センサー機器、
ヘリコプター、ヘッドマウントディスプレイ、ロボット、これらを組み合わせたものが
作られて製品(作品?)として展示されていました。

出展者の意図としてはアート作品やガジェットとしてのものが多く見られました。
3Dプリンターでデザインされた「面白い」「素敵」「不思議」などをアートとして
外観を見せて、その裏には電子回路の仕掛けが仕組まれているような感じです。
全体的にいえるものは、テクノロジーとアートが融合した何か不思議で楽しいものを
作ろうとしていることを感じました。

こういったムーブメントに対しIntel、Google、Autodeskといった外資系コンピュータ・
ソフトウェア会社も出展しサポートの姿勢をみせています。
かつて、松下幸之助が「企業は製品を水のように大量に安く提供すべき」と言いましたが、
それが、企業からではなく社会から製品が大量に提供される時代がきたように感じます。
こういったムーブメントから日本を支えるメイカーが出現してくれることを期待します。

メイカーズフェアの様子はイメディオFacebookでも掲載しています。ご覧ください。


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