山室 コラム
2015年01月28日
2015年01月28日
人生を一日にたとえると・・・
	若かりし頃、「海援隊(武田鉄矢+千葉和臣+中牟田俊男)」の録音現場で
	アシスタントをさせて頂いたことがあります。
	武田さんは面白い発想の切り口で、「ナールホド・・・」と思わせる歌詞を作詞し、
	千葉さん中心に作曲され、そして収録は中牟田さんのリードで作業が進む、といった
	バランスのとれたバンドでした。当時から、武田さんは真面目で、主義主張が
	はっきりした方だという印象を受けていました。
	先日、そんな武田鉄矢さんがBS朝日「ザ・インタビュー~トップランナーの肖像」と
	いう番組に登場されました。インタビュアーは「GOETE(ゲーテ)」編集長の舘野晴彦氏。
	館野さんは話を聞き出す名人です。
	その中で、武田さん、面白いことを仰っていました。
	人生を一日24時間にたとえる。年齢を3で割った数字を時刻に置き換えると、
	人生の年齢を1日の時刻にたとえることができる。
	たとえば18歳、1日の時間にすると朝6時は夜明け前。1日の始まり朝9時は、
	年齢に換算すると27歳。
	45歳は、時間にすると15時、つまり午後3時。甘~いものが欲しくなる危険な時間?
	還暦(午後8時)は夕餉(ゆうげ)を終えて、登山に例えるなら、下り始める。
	「さあ、おりていこう」眼下には人生の素晴らしい景色が広がっている。
	下りることで、はじめて登ることを完成させる。下りる時につまずくと滑落してしまう。
	だから、下りてゆく大切さを考えていこう。
	例によって、「ナールホド・・・」 明るい終活のススメ、でした。

