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スタッフコラム

明田 コラム
2014年05月28日

新たなデジタルコンテンツの流れ

視聴者のテレビ離れが語られて久しいですね。私も、一日のうちスマートフォンと
FMラジオといったメディアしか接していない日があります。なぜでしょうか。
ふたつとも視聴する場所の制限がゆるいからでしょうか?

東京駅のプロジェクションマッピングや川崎の「進撃の巨人」プロジェクション
マッピングなど有名なプロジェクションマッピングのプロデュースで注目されている
ネイキッドの村松亮太郎さんとイメディオセミナーの件で打合せする機会がありました。
彼曰く「プロジェクションマッピングは今までの四角いスクリーンの制限をはずされ
自由を得たように感じる。」といったことを話されました。

過去に松村さんのネイキッドは映画やテレビドラマなど多数の作品を制作されてきました。
プロジェクションマッピングの制作では、単なる絵作りだけでなく、
この映画ドラマ作りで学んだストーリーテリングが役立っているとも話されていました。

建築物や空間をスクリーンとしたプロジェクションマッピングや頭部にかぶる
ヘッドマウントディスプレイが一般に普及してきています。これらのスクリーンや
ディスプレイに投影する映像作り方として、人やモノの動きを捉えたセンサーの信号から
プログラムがカメラ、マシン、プロジェクターをコントロールし、
新たに映像を生成する手法が試みられています。

場所、時間、既存のシステムなどの制約から一歩外れたところで新たなコンテンツを
制作するクリエイターの出現を感じます。