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スタッフコラム

藤井 コラム
2015年08月26日

“セミ”ナー

立秋が過ぎ暦上は秋ということですが、台風が来たりして秋らしいのでしょうか。
季節というものを本能で感じる生物は秋と感じているのでしょうか?

通勤途中にある公園の蝉が鳴き始めると、気象庁の梅雨明け宣言が無くとも
梅雨明けを感じますし、ミンミン・ジージーとにぎやかな蝉ではなく、
ツクツクボウシやヒグラシの鳴き声が聞こえてくると、夏も終わりだなと思います。

蝉の一生がほとんど土の中の幼虫で、成虫になり地上に出ても1・2週間で
死んでしまうと知り、なぜだか悲しくなった思い出があり、捕まえても
虫かごに入れることはせずに直ぐに放していました。

蝉は木に止まると思っていたのですが、最近の蝉は家の壁に止まり夜でも
ミンミンと鳴き、街中の蝉はズレていると思ったこともあります。
人工的なものに感覚が狂ってしまったのかもしれません。自然豊かな場所で
あればこのようなことはないのかもしれません。

8月も終わりに近づき、公園のセミの鳴き声も少なくなり、夜には虫の鳴き声が
ちらほらと聞こえるようになりました。

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