PC実習型セミナー
2020年2月12日(水) 14:00-18:00
話題のゲームをはじめ、スマートフォンでは当たり前のようによく使われているGPSによる位置情報。IoTデバイスでも、GPSモジュールを繋ぐことによってデータは取得できるのですが、意外とつまずきどころが多いものです。
そこで今回のセミナーでは、Raspberry Piを使って、GPSから得られるデータを適切に加工して利用する工程をハンズオンで学びます。
どのようなデータが取得できるのか、どうすれば使える数字を取り出せるのか、そして扱う上での注意点にはどのようなものがあるか。位置情報をマップアプリにプロットする操作を通じて、たっぷり学んでいただきます。
※屋内で実施するため、GPSデータはダミーデータを使用します。
※終了後時間があれば、実際のGPSモジュールを体験いただきます。
Raspberry Piを使って位置情報を必要とするデバイス開発を考えられている方はもちろん、ラズパイやIoTに限らず「GPS」というもの自体を知りたい方もぜひ、この機会にご受講ください。
聴講セミナー
2020年1月27日(月) 14:00-16:30
LPWA (Low Power, Wide Area)とは、低消費電力で遠距離通信を実現する通信方式の総称で、広範囲をカバーするIoTデバイスに欠かせない技術のひとつです。
IoTでは電源の確保が難しい場所でのデバイス設置が求められることも多く、その場合、バッテリーで稼働させることになります。その際、出来うる限りの省電力化をはかることで長期間の稼働を目指しますが、そこで活躍するのがLPWAです。
総務省発行の令和元年版「情報通信白書」でもLPWAについては、「IoTは、多種多様なアプリケーションの通信ニーズに対応することが求められる。このうち、従来よりも低消費電力、広いカバーエリア、低コストの通信を担うのが、LPWA(Low Power Wide Area)と呼ばれる技術である」とされ、モジュール市場については「LoRaWANを中心に、引き続き拡大」と記されています。
LPWAにはLoRaWANのほかにも多くの規格があり、それぞれ特長を持っています。
このセミナーではLPWAの概要とともに、続々と登場するLPWA規格の特徴や比較、利用事例などを通じて、LPWAの全体像や選択方法を学びます。
IoTは比較的軽量なデータを通信することが多く、LPWAを上手く組み込めばボタン電池ひとつで数年稼働するデバイスも実現できるそうです。
この機会にぜひLPWAの基礎知識を身につけ、自社のIoT開発・導入に活かしてください。
PC実習型セミナー
2020年1月23日(木) 14:00-17:00
今や国内だけでも8100万ユーザーにサービスを提供するLINEは、
全ての情報やサービスにアクセス出来る、
スマートポータルの実現を目指しています。
そのLINEプラットフォームを利用することで、
自社サービスを手軽にパワーアップさせることができます。
今回のセミナーでは、主にWebでのサービスを想定して、
・Webサービスに組み込むことで
LINEのアカウントを利用したログインが可能になる「LINEログイン」
・キャッシュレス決済機能をすぐに実現できる「LINE Pay API」
このふたつの機能について、事例と共にその実装方法を、
LINEの"中の人"から直接教えていただきます。
PC実習型セミナー
2020年1月16日(木)前編 13:00-18:00 2020年1月30日(木) 13:00-18:00後編
本ハンズオンでは、複数のセンサとアクチュエータを取り付けたIoTプロトタイプの製作を体験します。
デジタル・ファブリケーション機器と小型コンピュータを用いることで、素早く安価にプロトタイピングを行えることを学びます。
基礎知識を習得するための座学と、演習形式での実践を細かく交互に繰り返す構成を取ることで、
言葉や紙面での認識だけでなく、深い理解を得てもらうことを目指します。
ワークショップを通じて作成したIoTプロトタイプは、そのままお持ち帰りいただけます。
また、サンプルプログラムに関しても原則著作権表示を行っていただければ、個人での利用・商用利用のどちらも制限は設けておりません。
ぜひ、ご自宅での自学自習や職務における新規事業開発など、さまざまな場面でお役立ていただければと思います。
※本講座で使用するIoTデバイス本体(Raspberry Pi 3、USBカメラ、各種センサーなど)は講座受講料に含まれます。
※プロジェクトサポートにご登録の方、TEQS入居者につきましては、
ハードウェアの実費(1万5千円)を頂戴いたします。
PC実習型セミナー
2020年1月15日(水) 14:00-17:00
人工知能(AI)はなぜそう判断したのか?
データから特徴量を抽出し、人間よりも高精度な判別が実現されつつあるディープラーニングですが、「ディープラーニングは結果を示すだけで、その判別根拠はブラックボックスだ」と言われてきました。
そこで今、「判別根拠の可視化技術」が注目されています。
このセミナーでは、その可視化技術の概略を知るとともに、ハンズオンを通じて実装の方法を学びます。
様々な分野での利用が期待されるにあたり「ディープラーニングはなぜそのような推定をしたのか」という根拠が不明では、本当にその判断が最適であったのか説明することができずに困るケースが想定されます。
このことについては政府も「意思決定の透明性と説明責任を確保すべき」と、AI利用に当たっての骨子を示しています。
(参考)人間中心のAI社会原則検討会議
https://www8.cao.go.jp/cstp/tyousakai/humanai/index.html
一方、「Grad-CAM」や「Integrated Gradients」など、判別根拠の可視化技術も様々登場しています。
世界的なリサーチ企業であるガートナーが発表した「先進テクノロジのハイプ・サイクル:2019年」では、「説明可能なAI」を黎明期を抜け期待のピークへと差し掛かっていると位置付けています。
(参考)ガートナー、「先進テクノロジのハイプ・サイクル:2019年」を発表
https://www.gartner.com/jp/newsroom/press-releases/pr-20190830
ディープラーニングを事業に取り入れようとされている方は、今後多くの分野で求められると予想される「判別根拠の可視化」について、その基本的な仕組みを今回のセミナーで学んでください。
聴講セミナー
2019年12月17日(火) 14:00-17:00
最近、IoTなどの用途でGPSモジュールとRaspberry Pi(以下、ラズパイ)を組み合わせた事例が増えています。
しかし、GPSモジュールを使ってみたものの
「思ったよりもGPSの精度が悪い!」
「スマホやカーナビなどは、もっと精度が良いのに……」
「最新の準天衛星(みちびき)対応のモジュールを使ったのに……」
といったような壁にぶち当たる方が多いようです。
GPSモジュールについての理解が不十分なままに、ブラックボックスとして扱ってしまった結果です。
GPSは便利な「魔法の箱」ではなく、電波を受信する「無線の受信機」です。ですから、その原理を知らないままでは、上手く使いこなせません。
このセミナーでは、GPSの仕組みや特徴といった基礎知識から、データを補完し精度を上げる工夫、ラズパイとの接続の仕方、マッピングシステムとの連動といった応用的な内容までを幅広く一気に学べます。
Raspberry Piを使って位置情報を必要とするデバイス開発を考えられている方はもちろん、ラズパイやIoTに限らず「GPS」というもの自体を知りたい方もぜひ、この機会にご受講ください。
PC実習型セミナー
2019年12月13日(金)13:00-18:00 【前編】 2019年12月 20日(金)13:00-18:00 【後編】
IoTマイコンM5Stackを活用した、電子制御デバイスの知識と電子回路、プログラミングの基礎を学ぶ講座です。
温度、照度、人感などの各種センサーでデータを取得し、汎用的に活用できる「IoTデバイス」の制作を目的として、ハンズオンを実施いたします。
M5Stackは、Arduino IDEを使いプログラミングを実施します。
本講座受講によりArduinoについても学ぶことが出来ます。
例えば、
「立ち入り禁止区域に人が立ち入ったときに通知をするIoTデバイス」
「電気の消し忘れを防止するIoTデバイス」
「工場内のランプの光を検知し通知するIoTデバイス」
このようなIoTデバイスを製作します。
PC実習型セミナー
2019年12月11日(水) 14:00-17:00
AI(機械学習)を使って「実在しない人物」の画像を生成し、肖像権などを気にせず使えるファッションモデルや広告宣伝素材として使う事例が増えつつあります。
これは、「機械学習において、この10年間でもっともおもしろいアイデア」とも評されるデータ生成のしくみ「GAN(Generative Adversarial Network)」によって実現されています。
今回のセミナーでは、GANとGANから派生した様々なモデルについて、その仕組みの基本を学び、AIで画像を創り出すサンプルプログラムをハンズオンで実際に体験します。
(サンプルでは計算時間を押さえるため白黒の手書き数字を用いる予定です)
与えられた訓練データを元に、それに似たデータを生成する。プログラムがまるで創造的であるような行為をするGANは、まさに「人工知能」といえそうですが、そこはやはりプログラム。あくまで数学的に処理しています。そして、だからこそできることがあります。
例えば、「眼鏡をかけた男性」のデータから得られた結果から、「眼鏡をかけていない男性」のデータから得られた結果を引き算して、「眼鏡をかけていない女性」のデータから得られた結果を加え、「眼鏡をかけた女性」のデータを生成するようなことができてしまいます。
これは応用すれば、ある人物の顔を、実在する別の人物の顔に差し替えることもできてしまいます。「ディープフェイク」などとも呼ばれる、偽物写真の出来上がりです。また同時に、「AIで作られたものであることを見破るAI」の研究も行われています。
話題のディープラーニングの中でも、特に注目を集めているGAN。日進月歩で進むこの分野の最先端を、このセミナーで感じ取ってください。
聴講セミナー
2019年12月02日(月) 14:00-17:00
手軽に楽しめて、IoT開発にも広く使われている Raspberry Pi (以下、ラズパイ)ですが、
誰でも手軽に始められることがあだとなって、セキュリティ面の問題が発生しています。
そこで今回はラズパイを利用するにあたって最低限注意しておかなければいけない
セキュリティのポイントについて学ぶセミナーをご用意しました。
昨年、NASAの機関(ジェット推進機構)がハッキング被害にあい
機密文書が盗まれるという衝撃的な事件がありましたが、
その原因は何気なく接続されたラズパイを
踏み台にしたものだったことが調査で明らかになりました。
・ GIZMODO「NASAの機密文書を盗んだハッカー、利用したのはRaspberry Pi」
https://www.gizmodo.jp/2019/06/nasa-hacker-raspberry-pi.html
一般的にラズパイで使用されるOSは、Linuxの一種である「Raspbian」ですので、
基本的なLinuxと同様のセキュリティ対策が必要です。
本セミナーではそれに加えて、ラズパイのハードウェアに起因する
セキュリティ上の課題や、IoTデバイスとしてのセキュリティの注意点なども解説します。
聴講セミナー
2019年11月28日(木) 14:00-16:30
LINEといえば、メッセージ、スタンプ、電話……実はそれだけではありません。
今や国内8100万、タイ・台湾・インドネシアを含めると1億6400万ユーザーにサービスを提供するLINEは、
全ての情報やサービスにアクセス出来る、スマートポータルの実現を目指しています。
例えば、アプリやWebサービスのアカウント作成の際に、
LINEアカウントでログインできる仕組みを見たことはありませんか?
また、自動販売機にスマホをかざすとポイントがたまるサービスを
使われたことはありませんか?
他にも、LINEを使ったキャッシュレス決済サービス、
チャットボットによるカスタマーサポート、スマートスピーカーとの
連動サービスなど、LINEプラットフォームを活かしたサービスが
次々に生まれています。
実はこれらの機能、全て公開されているAPIを利用して
実現されたものです。
もはやLINEはLINEだけのものではなくなっています。
今回のセミナーでは、そのLINEが提供する各種サービスについて、
それらをどうやって自社サービスに組み込むのか、その活用法を
豊富な事例を元に「LINEの中の人」が解説します。