AIDORデモデイ2019【Part3】
~Part3~
平成30年度AIDORアクセラレーション受講生の5分間ピッチは、5チーム1グループで、前半後半の2回に分けて行われました。前半回と後半回の合間には、同期の受講生8チームが1分間ピッチにチャレンジ。この8チームも限られた時間の中で、それぞれが思い描くIoTビジネスについて熱弁してくれました。
①ほいくろく ~保育園・家庭でみえない子どもの表情を見えるようにする保育日誌~
チーム名:PB
登壇者:小林洋実氏
家庭と保育園での使いやすさに配慮した「使い続けられるシンプルな保育日誌アプリ」の開発。
手軽な双方向コミュニケーションで、家庭と保育園で一緒に子どもを育てていく社会をめざす。
②顔認証勤怠システム「勤太郎」
チーム名:勤太郎
登壇者:古山俊弘氏
従業員の労働時間・残業時間を顔認証システムにより、簡単即座に打刻可能なIoT機器『顔認証勤怠システム「勤太郎」』を開発。日々の打刻をより正確かつ簡易に運用でき、デジタル化によって残業時間などを把握も容易になるシステム。
③A.S.M.(アズム)プラットフォーム
チーム名:NKGW株式会社
登壇者:中川真吾氏
小規模な製造業・町工場の遊休加工マシンの稼働状況をプラットフォームにまとめてクラウド上で見える化。必要なときに、必要量を、最適な価格で、ジャパンクオリティを保ちながら、多品種・小ロットの加工部品をアウトソースできる環境を提供。
④ブラインドライト
チーム名:浜田化学株式会社
登壇者:植村利行氏
工場内での労働災害を未然に防ぐ安全な歩行ルートをプロジェクターに移す「ブラインドライト」を開発。
赤外線センサー、カメラなどで危険領域を見える化し、労働災害リスクの減少を提案する。
⑤車椅子用アラート
チーム名:ガランティア
登壇者:松元保氏
車いす利用者の声の代わりとなる「車椅子用アラート」スピーカーを開発中。前方の人が通行の妨げになっている場合などに、スピーカーから音声を流すことで、車いす利用者にとって安全で快適な社会を目指す。
⑥次世代水難救助システム
チーム名:株式会社大光
登壇者:大野勝男氏
「IoT活用の次世代水難救助システム」。GPSや導き、ビーコンを利用し海水浴場で遊泳者の位置情報を可視化し、海に流された人をライフセーバーがいち早く救助できるシステムの開発。
⑦AIを活用した工場設備の自動化支援
チーム名:藤田努氏
登壇者:藤田努氏
ディープ・ラーニングの画像認識や深層強化学習等を活用した工場設備運用の自動化支援。
目視による生産設備の稼働状況の確認やロボットアームを用いた工作機械の操作を目指す。
⑧体重を測ってフレイルや脱水をデータで管理『日々からだナビゲート』
チーム名:あるくらぼ歩行研究所&大阪府大高専
登壇者:石山節子氏
高齢者の体重をトイレの前後に計り、脱水状況とフレイル(虚弱化)を見える化。脱水により認知症と誤解されている方を見つけ出すことができる。尿量やトイレ回数のデータをかかりつけ医や介護担当者へ情報提供することで、高齢者の生活改善をめざす。
~Part4へ続く~