【サウンドスタジオ】TEQSラジオの第6弾を制作いたしました!
TEQSラジオの第6弾を制作いたしました。
今回は、昨年12月5日に開催しましたスタジオイベント
「サウンドポスター制作 (=ポスター感覚のCMソング) 」の模様をレポート致します。
クライアント役はTEQS入居 「ジヲン広告合同会社」 圖左篤樹(ずさあつき)氏。
楽曲制作は、作曲編曲の弓島隆子さん・ボーカリストの古川真穂さんです。
スタジオ参加者がランダムに選んだ5つの音を元に弓島さんがメロディーを創作し、
クライアントの希望に寄せた「サウンドポスター」を制作いたします。
●クライアント役/「ジヲン広告」 圖左さんが、事業内容と今回制作する楽曲の使用用途、
希望する楽曲のイメージを説明
社名「ジヲン広告」にまつわるアニメへの思いを語る圖左さん
●圖左さんから提供を受けたサンプル曲(アニメの挿入歌)をみんなで試聴
●続いて、ドレミカードのくじ引きです
「5つの音が決定!」 「ドファシラレ」
●5つの音が決定し、いよいよ創作開始!
弓島さんと古川さんの創作の邪魔にならないよう、スタジオ参加者は別室に移動。
今回は、ビーチボーイズが1966年に発表した、20世紀最高のシングル盤といわれる名曲
「グッドバイブレーション」制作エピソードを綴ったテレビ番組のビデオを鑑賞しました。
●約1時間後、参加者がスタジオに戻り、弓島さんが5つの音から創作した
「モチーフ(今回の作品の最小単位のようなもの)」を発表
「モチーフ」について、それぞれの音の長さ、オクターブ上下、休符を五線譜に記載
ああっと、「ラ」と「レ」の間に「ファ」が・・・・
ドンマイ・ドンマイ、いいCMソングが生まれれば、それでいいんです。
●続いて、弓島さんが編曲した楽曲をファースト・プレーバック
圖左さん、期待通りのピアノ・イントロに大感激!
●さて、ここから圖左さんの希望に寄せたサウンド制作が進行していきます。
●別室でのビデオ鑑賞の後、圖左さんが今回制作する楽曲に込めるキーとなるフレーズを
書き留められていることを伺い、当初のインストBGMから歌ものへの変更を提案
●真穂さんが作詞することに
♪あー愛しき戦士たちよ 日夜走り続ける
愛しき戦士たちよ 届け声なき声 哀しみを喜びにーーー ♪
真穂さん/ボーカルダビング
●最後に、弓島さんが自宅スタジオでミックスした「完成バージョン」を聴いてください。
❶30秒CMバージョン
❷ショートバージョン(43秒)
❸ロングバージョン(2分13秒)
❸のイントロのコードが❶❷と違うとこ/繰り返し部でベースが入ってくるとこ、おしゃれーー!
「ハーイTEQS!」
前列:弓島隆子さん 圖左篤樹さん 古川真穂さん
後列:山室久男 村井博史さん 高間俊輔さん 露木章子(TEQS)
■弓島隆子 Takako Yumishima プロフィール
6歳よりエレクトーンを始め、のちに作曲を始める。
相愛大学音楽学部創作演奏専攻にて沖浩一氏に師事し、本格的に作曲を学ぶ。
卒業後は、コナミでゲームミュージックコンポーザーとして、主にパワプロ・パワポケシリーズの作曲を担当。現在はゲームや舞台、WEB、CMなどの分野でフリーランス活動中。
「弓島隆子サウンドブランコ」
http://soundbranco.jimdofree.com
「弓島隆子サウンドクラウド」
■古川真穂 Maho Furukawa プロフィール
1999年”4D-JAM”のボーカリスト「ふるかわ♡魔法」としてメジャーデビュー。コーラスとしてもB’z松本孝弘や倉木麻衣、ZARDなどの楽曲やツアーに参加。その他、ブルースユニット”The Blue Films”や、ラジオDJ加美幸伸との幕間寸劇的デュオ”ScatRaw “、自然との調和を祈りパフォーマンスするプロジェクト”古川真穂と光合成”etc…様々なスタイルで表現をし続け、近年は海外でもパフォーマンスを繰り広げ、国内外問わず活動中。コロナ禍の2020年12月にはorigami PRODUCTIONSアーティストの楽曲とコラボレーション制作したミニアルバム「CRAZY ST☆R」をbandcampから全世界デジタル配信リリース。変幻自在、唯一無二のエンターテイナーとしてジャンルやカタチを超えて表現するその歌声は、一度聞くと虜になる「魅惑のカメレオンボイス」。
「古川真穂総合案内所」
http://mahofurukawa.com
Maho Furukawa 「CRAZY ST☆R」
https://mahofurukawa.bandcamp.com/album/crazy-st-r
■山室久男 Hisao Yamamuro自己紹介
1951年、大阪府豊中市生まれ。
録音エンジニアとしての活動スタートは、東京・築地の「音響ハウス」でした。
レコード会社・音楽出版会社のスタジオでもなく、現マガジンハウスが設立した独立系スタジオの先駆的なスタジオ。なので一社に囚われず、あらゆるレコード会社、音楽制作会社、CM音楽制作会社など、ロック・ポップス・演歌・和楽器収録まで、いろんなジャンルの音楽制作に携わってきました。
2004年、帰郷し、「ソフト産業プラザ」にサウンドスタジオが誕生した時にスタッフとして加わり、現在に至ります。
スタジオ以外に、デジタルものづくりの部屋「Makersラボ」で、レーザーカッターや3Dプリンターの操作サポートを行っています。