『話題の小型パソコン基板Raspberry Piで電子工作入門
~イメディオ電子工作部』セミナーレポート
イメディオの明田です。先日、イメディオ・制作技術セミナー
『話題の小型パソコン基板Raspberry Piで電子工作入門~イメディオ電子工作部』
を受講してみました。私が、受講した感想をレポートとして書かせていただきます。
なお、このセミナーの内容については別途詳細なレポートがありますので、そちらをご参照ください。
Raspberry Piは、イギリスで教育用コンピュータとして開発された超小型PCです。金額は7千円ぐらいです。LEDや抵抗、スイッチ、センサー、など電子部品を接続してRaspberry Piに実装したプログラムで制御することができます。もちろんネットワークやWifiにも接続できます。超小型PCなので小型のロボットなどに実装しコントロールするような活用ができます。
セミナー内容は、まず、Raspberry PiにOSをインストールしPCとして動作するようにしました。その次にLEDや抵抗、スイッチなどの部品をRaspberry Piの基盤に接続し制御できるようにしました。RaspberryPiのディスプレイに命令(コマンド)を書き込み、つないだLEDを点滅させたり、スイッチからの入力信号を受け取ったり出来るようになりました。スイッチのボタンが押されるとディスプレイに1と表示されスイッチのボタンから指を離しOFFにすると0が表示されるといったようなものです。
最後はC言語を使ってプログラムしRaspberry Piから制御して自動的にLEDを点滅させたり、スイッチからの信号を受け取ったりしました。
小型のPCで電子回路をコントロールできることを学び、あらゆるモノをPCで操る可能性に夢が広がりました。もっと電子回路やプログラムの知識があれば、Webからカメラを操作したりロボットを制御したり出来るんだろうなーと夢が膨らみました。
本セミナーは、Windowsやパソコンの基礎知識や、電気回路の知識としてオームの法則のなどの知識が必要です。プログラミングが分からなくても、本セミナーの内容がおおよそ理解できると思います。
受講者の多くの方は、機械と機械がつながるMtoM(マシン トゥ マシン)やモノにインターネットがつながるIoT(インターネット オブ シングス)に興味がある方が受講されてました。受講後も同じ講座を受講した同士で会話が弾みRaspberryPiの魅力の話題に花が咲きました。
IoTの入門という意味でオススメのセミナーです。