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2016年06月22日ワークショップ

プログラミング&WEB開発ワークショップ
「Rails Girls Osaka #3」

6月18日と19日はイメディオを会場にして、Railsに触れたい女性が参加できるプログラミング&Web開発ワークショップ『Rails Girls Osaka #3』が開催されました。このワークショップは、Railsに触れる最初の一歩として、写真+コメント投稿ができるWEBアプリのプロトタイプ制作を体験できるワークショップです。今回は約30人の女性が生徒として参加しました。

WEBプログラミングワークショップ「RailsGirlsOsaka」

『Rails Girls』は、フィンランドのプログラマーであるリンダ・リウカスさんが立ち上げ、これまでに200都市以上で開催され、1万人以上の女性が参加しています。日本でも2012年から各地で開催されています。このイベントは、より多くの女性がプログラミングに親しみ、アイデアを形にできる技術を身につける手助けをするコミュニティイベントで、世界共通のルールに則って開催されています。

今回の『Rails Girls Osaka #3』は2日間の構成で、1日目はRailsをインストールするインストール・デー。
2日目は、朝からレジストレーション(ユーザー登録)、その後、オープニングや座学「RubyとRailsのおいしい使い方」でRailsの面白さを学びます。ランチ休憩の後は、スポンサーや希望者のライトニングトークを実施しました。そしてワークショップを通じてRailsの学びを深めていきます。その後、再びライトニングトークを行い、アフターパーティーを開催、というスケジュールでイベントは進行していきました。

WEBプログラミングワークショップ「RailsGirlsOsaka」WEBプログラミングワークショップ「RailsGirlsOsaka」

『Rails Girls Osaka #3』の主催者でありオーガナイザー・山下智砂子さんにお話を聞きました。
「今回参加した女性の約半数は、プログラミング未経験者。経験者でも『開発会社への就職が決まっているが、Railsでのプログラミング経験がない』など、Railsに初めて触れる人ばかりです」
『Rails Girls』では、ごく普通の女性がRailsというプログラムを学ぶ第一歩を踏み出す場を提供するのが役目のため、参加者は生徒としては1回しか参加できない仕組みとなっており、これは世界共通のルールだそうです。

山下さん自身も非エンジニアでありながら、2回目、3回目を主催しているそうです。
「『Rails Girls Osaka #1』のオーガナイザーのつじたさんと知り合いで、話を聞いた時に興味を持ちました。それで『Rails Girls Osaka #2』にオーガナイザー兼受講者として参加しました。そこで初めてRailsに触れたんでです。女性から見ると、プログラミングに興味があってもイベントやハッカソンは男性が多くて参加しづらいイメージがあり、どうしても第一歩が踏み出しづらいんです。でも、女性だけで学ぶイベントなら参加しやすいですよね。私も、このイベントでプログラミングの面白さと世界が広がりました。この喜びや経験をもっと多くの女性に体験してほしくて、3回目の『Rails Girls Osaka』もオーガナイザーを担当しました」

参加費は無料となっており、必要な費用や物品はスポンサーからのサポートで賄われています。また、主催者をはじめコーチもすべてボランティアで参加しています。
「これも世界共通のルールなんです。今回イメディオさんには、会場提供でサポートしていただきました。実はイベントの参加人数が増えるにつれて会場確保が大変になるのですが、イメディオさんに協力いただいて本当に助かりました。ここでRailsを学んだ人が起業するチャンスが到来した時には、イメディオやインキュベーション施設を活用してくれれば、主催者としても嬉しいです」

WEBプログラミングワークショップ「RailsGirlsOsaka」

ワークショップでは、生徒1~2人にひとりのコーチが付き、プログラミングのことが何も分からない人も、丁寧に説明を受けたりじっくり質問できる環境が整えられていました。ワークショップは、Railsの用語やコマンド、フレームワークの基本説明に始まり、RailsとHTMLの関係性などを学びながら、実際に稼働するRailsアプリを制作しました。その日の最低目標を立て、全員が達成しています。中にはその先の機能追加まで行ったチームもありました。
「『Rails Girls』は、プログラミングに初めて触れる人にRailsの素晴らしさ、プログラミングの面白さを短時間で学んでもらうために、ほぼマンツーマンに近いワークショップ環境を用意することがルール化されています。同時に、Railsを通じて人的ネットワークを広げてもらうという目的もあります。少人数化によって生徒とコーチのコミュニケーションを促進し、楽しく学べる環境にするためです」

 WEBプログラミングワークショップ「RailsGirlsOsaka」WEBプログラミングワークショップ「RailsGirlsOsaka」

さらに『Rails Girls』ではアフターパーティでの開催を推奨しており、今回も開催されました。
「これは、人的ネットワークがプログラミングの学習意欲を高めるため、ネットワークが広がるアフターパーティの開催が世界共通ルールの一つになっています」と山下さん。
実際に、すべての予定を終了したあとに開催されたアフターパーティでは、主催者や生徒、コーチといった立場に関係なく名刺やSNSアドレスの交換が行われ、パーティ終了までビールなどの飲み物片手に活発なコミュニケーションや交流が行われていました。

WEBプログラミングワークショップ「RailsGirlsOsaka」WEBプログラミングワークショップ「RailsGirlsOsaka」

◆『Rails Girls』公式サイト
http://railsgirls.com/

 

イベント開催について


ソフト産業プラザイメディオでは、IT、WEB、デジタルファブリケーション、ゲーム開発、ロボティクス分野のコミュニティ形成のため、ビジネスやプロジェクトの創出に資するイベント開催に協力いたします。
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詳細は下記ホームページよりご確認いただけます。


イベントの開催協力について
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また、本イベントは7月にも開催されるそうです。ご興味のある方はぜひご確認ください!
Rails Girls Osaka #3(その2)

2016/07/16(土) 10:30 ~ 07/30(土) 20:00

https://railsgirls-osaka.doorkeeper.jp/events/46607

 

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