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2014年07月14日聴講セミナー

起業GO!~起業セミナー&オフィス見学会

7月5日にイメディオ・創業支援セミナーとして、
『起業GO!~起業セミナー&オフィス見学会』を開催しました。
定員40名に対し、70名を超える申し込みがあり、満席の熱気ある状況の中、
日本政策金融公庫の永井俊二氏と大化物流開発合同会社の入江徹氏が講演を行いました。

イメディオ「起業GO」


■セミナー1
永井俊二氏「聞いて納得!ビジネスプラン作成、創業資金借入のポイント」
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最初のセミナーを行った日本政策金融公庫の永井俊二氏は、創業支援を担当する、創業融資のエキスパート。これから創業を目指す方、さらには創業して間もない経営者に、融資する側の視点からビジネスプランや創業資金を上手に借り入れるポイントをわかりやすく解説されました。
 
特に創業前、創業直後の借り入れを目指す際に必須となる「ビジネスプラン」の重要性を説いていました。金融機関にとって、創業間もない企業に対する融資判断基準は「ビジネスプラン」と「経営者の資質」の2つがメインになるそうです。しかもこの2つはリンクしており、ビジネスプランを自分の言葉で説明できているかどうかが融資の可否に大きな影響を与えるとのこと。
 
続いて、ビジネスプラン作成方法の解説を通じて、起業前の準備や資金計画の考え方、起業に対する想いの伝え方などを紹介。加えて、ビジネスプランや収支計画をより具体的にするための方法や自己資金の多少と起業の成否の関連性などについても、実際にあった事例をもとにしながら、わかりやすく説明がありました。
 
創業融資担当者として数多くの起業を間近に見てきた永井氏だからこそ語れる、実際に起業を成功に導くための秘訣を余すところなく紹介するセミナーとなりました。
 
■セミナー2
入江徹氏「ビジネス書はウソだった!先輩起業者が語る 起業にまつわる本当の話」
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続いてイメディオの入所企業でもある、大化物流開発合同会社 代表取締役 入江徹氏によるセミナーがスタート。起業準備における最も大事な3つのポイントである「経営理念」「事業計画書」「各種補助金」を中心に、起業後の営業活動や経営についてまで、インパクトのあるタイトルに負けないぐらい盛りだくさんの内容。また、自らの起業経験や起業に対する考え方も交えて話が進みました。
 
1) 起業準備 
「何をやりたいのか」「何が楽しいのか」を定めれば、それが会社の骨になる、と入江氏。それを実現するために、経営者はメンタル的にも肉体的にもタフでなければならないとのこと。
さらに、大化物流開発の経営理念は全社員が集まって話し合いながら決めているそうです。事業計画書や補助金活用については、資金の流れを理解すると同時に、金融機関とお付き合いするきっかけだと考え、作成することや申請することに満足せず、積極的に活用するべきと解説しました。
 
2) 営業活動 
大化物流開発が「ありがとう」と感謝されることを大切にしている理由は、「ありがとう」のひと言をいただくためには、自社の得意分野がきちんと伝わり、仕事に満足してもらう必要があるから、と入江氏。そして、この一言がすべての行動のエネルギーになると話されました。
 
3) 経営 
税理士をはじめとした士業の人とは、開業当初からお付き合いしておくべきとのこと。ただ、税理士選びは重要で、理想を共感できる人に出会うまでじっくり探すことを勧めていました。
また、毎年社員全員で経営理念をブラッシュアップしていることが、経営理念の浸透につながっていると感じています。
 
「起業も仕事も楽しむもの」という入江氏のポリシーは、確かにビジネス書や普通のセミナーでは登場しないかもしれませんが、起業を成功させる上では必須の要素だと感じました。
 
■オフィス見学会
今回は見学者も非常に多く、3つのグループに分かれてイメディオの施設を見学しました。インキュベータオフィス、ライブラリーやサウンドスタジオなどの見学はもちろん、今回は特別に、運用準備中の ものづくりスペース”Makers Lab”も見学していただけました。見学者の方々は、多くの質問をしながら熱心に見学していました。
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■交流会
セミナー後、イメディオ内のコワーキングスペース『CoPla南港』で交流会を開催。本日のセミナー講師のお二人も交流会に参加し、受講者からの質問に丁寧に答えていました。同時にセミナー参加者同士も各所で名刺交換が始まり、活発な交流が行われていました。また、参加者からイメディオスタッフに対し、施設や入居に関する質問があり、個別に具体的な説明を行うなど、熱気あふれる交流会となりました。
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