【報道資料】港湾と河川の安心・安全を“ドローン”が守る!水中ドローンの実証実験を実施します(大阪産業局)
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公益財団法人大阪産業局は、咲州テック・ラボ・プログラムとして、
株式会社FUllDepthが実施する「国産水中ドローンによる
水中捜索/点検ソリューションの実証実験」を支援します。
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実証実験は、2024年12月4日(水)(予備日:2024年12月3日(火)及び
5日(木)、6日(金))に複合商業施設ATC(アジア太平洋トレードセンター)前の
オズ岸壁上及び岸壁前の海中で実施します。
水中ドローンとは、潜航が可能な有線式の小型無人潜水機の通称です。日本では、
水産業における魚介類の生育調査などだけではなく、水中にある橋脚や
港湾施設などの海洋構造物の点検や、海洋土木、海難事故における救助・捜索などで
水中ドローンの利活用が期待されています。
こうした背景のもと、本実証実験では株式会社FUllDepthが自社開発する
水中ドローンDiveUnitを使って、水中捜索及び点検ソリューションの
技術実証として、海中での水中ドローンの動作確認を行うとともに、水中警備や救助を
想定した検証として水中ドローンによる水中マップ生成等を行います。
また、岸壁の外観点検として、岸壁壁面の水中部を撮影し、実際の濁度環境下での
視認性及び操作性について確認します。
今後、同社では本実証実験を通じて新しい水中ドローンのソリューションや
技術、活用範囲の拡大検証を行い、社会実装をめざしてまいります。
大阪産業局が実施している咲州テック・ラボ・プログラムは、新しい領域で
社会実装に挑戦する企業を応援するプログラムです。
「未来社会の実験場」をコンセプトとする2025年大阪・関西万博に向けて、
実証実験支援の取り組みを積み重ね、大阪における新たなビジネス創出に
取り組んでまいります。
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■実証実験概要
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<実施名称>
国産水中ドローンによる水中捜索/点検ソリューションの実証実験
<実施主体>
○株式会社FullDepth(代表取締役社長 CEO:吉賀 智司)
○所在地:東京都中央区東日本橋2-8-4 東日本橋1stビル
国産の水中ドローン及び水中計測技術を開発。深海探査技術をベースに、インフラ点検などへの先進水中デジタル化技術の社会実装に取り組んでいます。
詳しくはホームページ( https://fulldepth.co.jp )をご覧ください。
<検証項目>
「自動運転による広域探索技術」と
「映像鮮明化技術による接近撮影」を組み合わせた
水中捜索及び点検ソリューションの技術実証として、
〇自動航行の動作確認
〇港湾付近でリアルタイム海底マッピング技術の評価
〇水中での外観確認性能(映像鮮明化技術の活用)の評価
<実施日時>
2024年12月4日(水)10:00-12:00及び13:00-15:00
※本実証実験は現地見学が可能です。下記実施場所まで直接お越しください。
※天候等の状況により、実施日時が変更になる可能性があります。
(予備日:2024年12月3日(火)及び5日(木)、6日(金))
<実施場所>
オズ岸壁上(大阪市住之江区南港北2-1-10)
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【参考】
<ソフト産業プラザTEQS>
大阪市が設置する、IoTやAIなどの先端テクノロジーを活用した
製品・サービスの開発を行う中小企業を支援する施設です。
公益財団法人大阪産業局が運営しています。
詳しくは、ホームページ( https://teqs.jp )をご覧ください。
<咲洲テック・ラボ・プログラム>
新しい領域で社会実装に挑戦する企業を応援するプログラムです。
大阪・咲洲エリアの企業・大学などと連携した実証実験フィールドを使って、
事業を前へ進める「ビジネス支援」と実際に製品をテストする「PoC」を軸に、
オーダーメイドのハンズオン支援を提供しています。
詳しくは、ホームページ( https://teqs.jp/sakishimatechlab )をご覧ください。
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<本件に関する問合せ先>
ソフト産業プラザTEQS(公益財団法人大阪産業局)
担当 田中・下地
TEL 06-6615-1000(10時から18時まで、土曜日・日曜日・祝日除く)
MAIL. office@teqs.jp
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※本件は、大阪市政記者クラブ、大阪経済記者クラブ、大阪科学・大学記者クラブで
同日同時刻に同様の内容で発表しています。