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2024年11月27日

【報道資料】ドローンでの遠隔海外旅行の実現へ向けて。5G通信を活用したドローンの遠隔操縦実験を実施します(大阪産業局)

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大阪産業局は、IoT・ロボットビジネス実証実験支援プログラムとして、
株式会社Red Dot Drone Japanによる実証実験「5G通信を利用した
国際間の高精細映像伝送及び遠隔操縦の低遅延性の検証」を、
2024年12月2日(月)にセレッソ大阪舞洲グラウンドにて実施します。

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介護施設等にいながら観光地を楽しむ遠隔旅行や、
災害発生時における遠く離れた現場の状況確認など、
社会福祉の向上や救助活動・災害復旧の効率化を背景に、
ドローンの遠隔操縦に注目が集まっています。

本件はこうしたドローンの遠隔操縦の実証実験です。今回は、
海外での運用を想定し、大阪とオーストラリア・メルボルン市を
5G通信でつなぎ、国際間での遠隔操縦に挑戦します。

実証実験では大阪市此花区のセレッソ大阪舞洲グラウンドで
ドローンを飛行させ、メルボルン市から遠隔操縦を行います。
その際、映像伝送の低遅延性を検証するとともに海外からの
遠隔操縦の操作性を検証します。

今後、同社では実証実験を通して得た結果をもとに、
ソフトウェアの技術を確立させ、サービスインをめざしていきます。

大阪産業局が実施しているIoT・ロボットビジネス実証実験支援プログラムでは、
今年度も引き続き、全国から実証実験を募集しています。
「未来社会の実験場」をコンセプトとする2025年大阪・関西万博に
向けて、実証実験支援の取り組みを積み重ね、大阪における
新たなビジネス創出に取り組んでまいります。

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■ 実証実験概要

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<実施名称>
5G通信を利用した国際間の高精細映像伝送及び遠隔操縦の低遅延性の検証

<実施主体>
○株式会社Red Dot Drone Japan(代表取締役:三浦 望)
○所在地:大阪市住之江区南港北2-1-10 ATCビルITM棟6F M-1-7

遠隔操縦によるドローン制御や一人で複数ドローンの操縦を実現する
ソフトウェアなどを開発。スポーツや旅行などを通して、ドローンの利活用を
推し進めています。
詳しくはホームページ( https://reddotdrone.jp/ )をご覧ください。

<検証項目>
○下記の項目において、4G回線および5G回線それぞれで比較・検証を実施。
・安定性 :顕著なブロックノイズや画面のフリーズが発生しないこと
・遅 延 :遠隔操縦が違和感なく行えること等
・画 質 :映像を目視確認し、顕著なブロックノイズが発生しないこと等

<実施期間>
○2024年12月2日(月)<予定>
※天候等の状況により、実施日及び実施場所が変更になる可能性があります。

<実施場所>
○大阪会場:セレッソ大阪舞洲グラウンド(大阪市此花区北港緑地1丁目2番25号)または
アジア太平洋トレードセンター内(大阪市住之江区南港北2-1-10)<予定>
※天候等の状況により、実施日及び実施場所が変更になる可能性があります。

○メルボルン会場:メルボルン大学

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【参考】
<ソフト産業プラザTEQS>
大阪市が設置する、IoTやAIなどの先端テクノロジーを活用した
製品・サービスの開発を行う中小企業を支援する施設です。
公益財団法人大阪産業局が運営しています。
詳しくは、ホームページ( https://teqs.jp )をご覧ください。

<IoT・ロボットビジネス実証実験支援プログラム>
大阪咲洲の複合商業施設「ATC」と大阪舞洲のスポーツ施設を
実証フィールドとして実施する、開発・改良に必要な実証実験の支援プログラムです。
詳しくは、ホームページ( https://teqs.jp/experimentation )をご覧ください。

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<本件に関する問合せ先>

ソフト産業プラザTEQS(公益財団法人大阪産業局)
担当 下地・田中

TEL 06-6615-1000(10時から18時まで、土曜日・日曜日・祝日除く)
MAIL. office@teqs.jp

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※当財団からのリリース一覧 https://www.obda.or.jp/press-release

※本件は、大阪市政記者クラブ、大阪経済記者クラブ、大阪科学・大学記者クラブで
同日同時刻に同様の内容で発表しています。