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2017年01月10日AIDORアクセラレーション / 実施レポート

17/9/30・10/1 10日目・11日目 実践講座「ビジネス検証ワークショップ」

1日目:ビジネスの仮説は正しいのか?ソリューションをテストする

こんにちは。AIDORアクセラレーションプログラム プロジェクトリーダーのマツイデです。

アイデアをリーンキャンバスに落とし込み、顧客の課題や市場規模、価格や収益の流れなど、ビジネスモデルと向き合った「ビジネスデザインワークショップ」から、約1ヶ月が経ちました。この1ヶ月の間で、今考えているビジネスの仮説が正しいのかどうかを、実際のユーザーとなる方にヒアリングをしてみる、というハラハラドキドキする宿題に取り組んだ受講生の皆さん。

「今、自分が想定している課題は、ユーザーにとって本当に課題となっているのか?」「その課題を解決するサービスがあれば、いくら払ってくれるのか?」など、前回のワークショップで学んだヒアリング方法を実践し、身近なところでは自分の家族や友達から、また、ビジネスパートナーや子どもが通っている施設の先生など、様々なツテを頼り、ヒアリングを実施していました。

そしてヒアリングの結果、想定していた回答が得られたチーム、そんなサービスは必要ないと言われてしまったチームなど様々でしたが、立ち止まっている時間はありません。リーンキャンバスを見直しつつ、今回のビジネス検証ワークショップでは、さらにビジネスの仮説を検証していくために、「ソリューションストーリーボード」を作成していきます。

「ソリューションストーリーボード」では、今考えているサービスを、「ユーザーへの認知」、「購入決定」、「価値の提供」、「ビジネスの拡大」、、、といった、いくつかの重要な場面に分けて、それぞれの場面がうまくいくためにクリアすべき課題や仮説を洗い出していきます。

その作業によって、「認知してもらうための仕組みをもっと考える必要があるな・・・」という具合に、足りない部分が明確になり、よりビジネスモデルとしてブラッシュアップされていくのです。

2日目:MVPを作り、さらにブラッシュアップ!

2日目は、ソリューションストーリーボードの完成と、MVP(Minimum Viable Product)の開発に向けて検討を始めます。MVPとは、「実用最小限の製品」のこと。顧客の求めない機能を作り込む前に、今考えている製品・サービスの最小限の機能を備えたものを簡単に作り、テストするためのものです。このテストを繰り返すことにより、ユーザーの課題とソリューションが一致しているのかを確かめながら、より早くブラッシュアップしていくことができるのです。

各チーム、MVPとして何を作るかを検討し、実際に簡単なプログラムや、ウェブサイトやチラシといった営業ツールの作成に取り掛かるチームもありました。そして2日間の最後に、このMVPとソリューションストーリーボードをみんなの前で発表しました。

講義を通して

今まで自分の頭の中だけにあってうまく伝えられていなかったことが、MVPやプレゼン資料を作ることによってとても分かりやすく伝わり、各チームの発表では他のチームからたくさんの質問がきて、新たな発見にも繋がっていました。

AIDORアクセラレーションの良いところは、このように、横の繋がりができることにもあります。同じ目標を抱えるもの同士、悩みを相談し合ったり、一緒に喜んだりして成長していくことができるのは、何歳になっても良いものだなぁ。。・・・そんなことを改めて思った2日間のワークショップでした。

さぁ次は、プレゼンテーション研修です。引き続き、ヒアリングやリーンキャンバスの見直しなどを繰り返しつつ、今後、投資や協業パートナーを探すために必要な「自分のビジネスを伝える方法」を学びます。乞うご期待!

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TEL:06-6615-1000
担当:山中・小泉
住所:大阪市住之江区南港北2-1-10 ATCビルITM棟6階

AIDOR共同体(拠点:ソフト産業プラザ

中小・ベンチャー企業を対象に、起業から事業承継まで企業のニーズに沿った多岐にわたる支援サービスを提供する公益財団法人大阪産業局とロボット開発のシンクタンクである一般社団法人i-RooBO Network Forumによって構成。
それぞれが強みとする企業支援のノウハウとロボット開発支援のノウハウを掛け合わせ、IoT・ロボット分野での事業化を細かく支援します。

また、拠点として事業展開するソフト産業プラザでは、先端技術を活用したビジネスの支援施設として、インキュベーションを中心にさまざまなプログラムを実施しています。