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2017年01月08日AIDORアクセラレーション / 実施レポート

17/9/6 8日目 基礎講座「ソフトウェア編」

パーソナルデバイスからデータを取得して、サービスにする考え方を学ぶ

こんにちは。AIDORアクセラレーションプログラム、広報 佐藤です。
AIDORアクセラレーションプログラムも折り返し地点を過ぎ、基礎講座もいよいよ今回を含めて、残り2回となりました。

本日は、受講者がPCを持ち込んで受けるハンズオン講義です。
今回も満員御礼!みなさんの意気込みが伝わってきます。

今日のテーマは、「IoTデバイスを活用したアプリ開発を体験!」。
個人が持つデバイス(今回はスマホ)からデータを取得し、アプリケーションに反映させて、サービスを展開する流れを体験します。

講師は、京都大学医学部付属病院 先制医療・生活習慣病研究センターの情報部門で、電子カルテデータを用いた研究の支援、データウェアハウス(DWH)システムの整備・運用などをなさっている杉山治先生です。

杉山先生が携われたプロジェクトのひとつに、「長浜健康ウォーク」があります。

長浜健康ウォークの概要はこちら
http://www.city.nagahama.lg.jp/0000003055.html

このウォークイベントは、4年の開催実績があります。
このイベントで用いられる「運動量計測アプリ」は、歩いた距離のデータを取得して可視化するだけでなく、「チームを組んで歩く距離の目標を設定する」仕掛けにより、参加者が歩くモチベーベーションを保ちながら運動を継続できるようになっています。

「歩くことを促すアプリ」というと、某スマホゲームを思い出しますが、
こちらの運動量計測アプリは、継続のモチベーションが「チームでの目標達成」に帰属するため、
場所を選ばず、通信環境さえあればどこでも楽しむことができるのも良いです。

そのようなサービス開発のバックグラウンドを持つ杉山先生の指導のもと、
今日は、しっかりと頭と手を動かしながらソフトウェアのサービス開発について学んでいきます!

行動データを取得して、ビジネスにするまでの流れ。

最初に、人の行動データを取得してそこからビジネスに展開するまでの流れを学びます。
ビジネスのポイントは、「データのエコシステムをどこまでつくりこむことができるかどうか。」
ユーザー、サービス提供者、データを活用する企業などを含めてサービス全体の流れをみて、「フェアなシステムをつくること」が大切になります。

こうしたシステムをつくりあげるには、技術的な知識がもちろん必要です。
その開発のアウトラインをたどるべく、次に実際に手を動かしていきます。

ソフトウェア開発の難しさは実際に体験するに限る。

今回は、開発の流れ全体が理解できるよう、杉山先生に下準備していただいた環境をベースに、ひとつひとつ開発のステップをたどっていきました。

しかし、ある程度準備がされているとはいえ、ソフトウェア開発経験者と未経者とでは、進捗に大きな差がでたのも事実。
実習の中では受講者同士が、違うチームであってもサポートしあいながら進めていく様子が見られました。

こうして、アプリ開発のアウトラインを掴んだ上で、サービスについて考えるアイデアソンを実施。
「テーマを決めて、活動量アプリを考えよう。」と題して、2人1組でアプリのタイトルとテーマ(今回テーマは、ランダムに選出)と概要を話し合い、最後に、アプリ画面のモックをMS PowerPointで作成、予め準備されたアプリに自分のデバイスから取得した活動量のデータを反映させ、活動量の値で条件分岐して結果を表示するというアプリ開発の流れを最後まで体験することができました。

講義を通して

今回の実習は、講師の杉山先生からも、「アプリの下ごしらえはしてきましたが、難しいかもしれません。」とお話いただいたように、参加者からも「少し難しかった。」という声もありました。
しかし、その「難しさ」が現実です。

実習のゴールは、「失敗してもソフトウェアの開発手続きを知ること」にあったので、この流れを体験した参加者のみなさんは、今後、自身のサービスを考える上で、どのようなことに気をつけなければいけないか、気づきやすくなるはず。

AIDORアクセラレーションプログラムの参加条件には、「ソフトウェア開発または、ハードウェア開発の基本的な知識・技術を少なくともチームメンバー1名が有していること」がありますが、その理由として、開発の壁を少しでもクリアしやすくすることがあります。

もちろん、実習には、チームのエンジニアだけでなく、経営者やビジネスアイデアをもつマーケッターの役割を持った人にもご参加いただきます。それは、開発のプロセスやAPIを使用する際の制約などを実際に体験することで、知識を増やすだけでなく、考え方に幅を持っていただきたいからです。

サービス展開までのソフトウェア開発の大変さを、身をもって知った今回の実習。
最後に、杉山先生からスタートアップの経営者に向けたアドバイスを頂きました!

経営者は、ユーザーさんをみなければいけません。
そのためにも、開発の制約も認識し、ユーザーさんとのコミュニケーションにどのような工夫、アイデアが必要か考えてください。
ユーザーさんをちゃんと見て、サービス全体を考えましょう!

サービスは、ユーザーさんに気持ちよく使っていただくことが一番大切!
開発の大変さに視野が狭くなってしまいそうになっても、常に利用するユーザーさんのことを考えなければいけません。

今日の学びを経て、次回はいよいよ基礎講座の最終回、「データ解析技術とIoTビジネスへの活用」を学びます。 取得したデータを加工し、いかにしてビジネスに活用していくか。サービス設計の最終段階を3時間しっかりと学んでいきます!

最後まで気を抜かずにがんばりましょう!

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TEL:06-6615-1000
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住所:大阪市住之江区南港北2-1-10 ATCビルITM棟6階

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中小・ベンチャー企業を対象に、起業から事業承継まで企業のニーズに沿った多岐にわたる支援サービスを提供する公益財団法人大阪産業局とロボット開発のシンクタンクである一般社団法人i-RooBO Network Forumによって構成。
それぞれが強みとする企業支援のノウハウとロボット開発支援のノウハウを掛け合わせ、IoT・ロボット分野での事業化を細かく支援します。

また、拠点として事業展開するソフト産業プラザでは、先端技術を活用したビジネスの支援施設として、インキュベーションを中心にさまざまなプログラムを実施しています。