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お知らせ

2020年02月12日

【報道発表】遠隔地からロボットを使って接客!南港ATCでロボット店員による実演販売実験を実施します

 大阪市(委託先:AIDOR共同体)は、IoT・ロボットビジネス実証実験支援プログラム「AIDOR(アイドル)エクスペリメンテーション」として、株式会社サイバーエージェント、大阪大学大学院基礎工学研究科、株式会社アルベログランデの共同グループによる「遠隔操作ロボットによる実演販売実験」を、令和2年2月29日(土曜日)と3月1日(日曜日)の2日間、大阪南港の複合商業施設「アジア太平洋トレードセンター(ATC)」にて実施します。

 生産年齢人口の減少や都市圏への人口集中を背景に、サービス業における人手不足が課題となっており、ロボットを活用したサービスに期待が集まっています。一方で、業務効率化や店舗の省力・省人化が進むなか、働き方改革の一つとして遠隔勤務(リモートワーク、テレワーク)が注目されています。

 そうした課題と社会背景をもとに実施するのが、遠隔操作ロボットを用いた本実験です。
 実験では、ATC内に実験用のポップアップショップ(注)を開設し、ロボットが店員となって商品を販売します。このロボットは遠隔操作が可能で、別の場所にいるスタッフが操作し、ロボットを介して顧客と会話を行います。そして、一連の接客の中で遠隔からロボットを操作することで売上げを向上させられるかを検証するとともに、遠隔勤務を可能にする質の高いサービスを提供できるかの検証を行います。

 今後、共同グループでは、実証実験を通して得た結果をもとに、接客向け遠隔操作ロボットの実用化に向けて取り組むとともに、遠隔勤務による高齢者や主婦層の社会参画の実現をめざします。

 また、AIDORエクスペリメンテーションでは、今後も引き続き、全国から実証実験を募集しています。そして、「未来社会の実験場」をコンセプトとする2025年の大阪・関西万博に向けて、実証実験支援の取組を積み重ね、大阪における新たなビジネス創出に取り組んでまいります。

(注)ポップアップショップとは短期間のみ出店する期間限定の店舗です。
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■概要

<実施名称>
遠隔操作ロボットによる実演販売実験

<実施主体>
共同グループ
○株式会社サイバーエージェント AI Lab(代表:馬場 惇)
○大阪大学大学院 基礎工学研究科 石黒研究室 (代表:教授 石黒 浩)
○株式会社アルベログランデ(代表:根津 登志之)

株式会社サイバーエージェントと大阪大学大学院基礎工学研究科では、先端知能システム共同研究講座を発足させ、ロボットなど対話エージェントによる接客対話の自動化や、広告技術の確立などを目的とした研究開発を行っています。今回の実験もその研究開発の一環で実施します。
また、株式会社アルベログランデは、東京都港区の開発プロジェクト「東京ポートシティ竹芝」を推進するために、東急不動産株式会社と鹿島建設株式会社が設立した事業会社です。

<検証内容>
ATC館内に実験用のポップアップショップを設置し、ロボットが販売した場合と人が販売した場合の2つの条件での売上げの比較を行うとともに、遠隔勤務を可能にする質の高いサービスを提供できるかを検証します。

<ロボットの遠隔操作について>
ロボットの周辺に設置されたカメラとマイク、スピーカーを使って、ウェブ会議システムで話すように離れた場所から会話が可能です。操作者はタブレットを使い、話した声がロボットのスピーカーを介して発話され、相手の声はロボットのマイクを通して操作者に届きます。ロボットは卓上型のコミュニケーションロボット「Sota®(ソータ)」を使用します。
(注)「Sota®(ソータ)」はヴイストン株式会社の登録商標です。
ポップアップショップのイメージと遠隔操作ロボット

<実施期間>
令和2年2月29日(土曜日):ロボットによる販売(予定)
令和2年3月1日(日曜日):人による販売(予定)

<実施場所>
ATC ITM棟2階(大阪市住之江区南港北2-1-10)

<取材について>
取材をご希望の場合は、下記の「問合せ先」までご連絡ください。

(参考)IoT・ロボットビジネス実証実験支援プログラム「AIDORエクスペリメンテーション」
大阪市が大阪南港の複合商業施設「アジア太平洋トレードセンター(ATC)」と大阪舞洲のスポーツ施設を実証フィールドとして実施する、開発・改良に必要な実証実験の支援プログラムです。一般的に、IoT・ロボットテクノロジーを活用して事業展開するにあたっては、ユーザー検証が必要となりますが、多くの企業にとって、実証実験場所の確保が課題となっています。そうしたことから、本プログラムでは、各施設と連携して場所の調整を行うほか、マッチングなど、事業化に必要な支援も提供しています。
 引き続き、全国から募集した複数の実証実験を順次実施していきます。詳しくは、AIDORエクスペリメンテーションのホームページをご覧ください。

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●問合せ先
ソフト産業プラザTEQS
事業担当 松出(マツイデ)/広報担当 河村・手嶋
電話 06-6615-1000(10時から18時まで。土曜日・日曜日・祝日除く)

●受託事業者
AIDOR共同体(公益財団法人大阪産業局、一般社団法人i-RooBO Netowork Forum)