Makersラボで前進した3DCGモデルのダイレクト3Dプリンター出力技術開発
3Dプリンターをトライアル利用された森山氏から利用レポートを寄稿いただきました。
森山氏は3Dゲームの表示されているデータを3Dプリンターに出力するソフトウェアを開発し、その実証出力としてMakersラボの3Dプリンターを利用しました。
「これからの3Dプリンターは、もっと個人の楽しみに寄り添っていく。」
上記の言葉を原動力に、弊社では従来不可能と思われていた3Dプリンターの利用法をソフトウェア技術の革新で実現しようとしています。
その一つが映像&ゲーム用に制作された3DCGモデルの3Dプリンター出力を可能にする「ボクセル変換技術」の開発でした。Makersラボ様にはこのソフトウェア開発の開始当初から3Dプリンター出力面でご協力いただきました。
2014年7月から始まったゲーム開発環境Unityのシンボルマスコットキャラ「ユニティちゃん(※)」の3Dプリンター出力トライアルでは、ソフトウェア技術の数度のパワーアップを経てフィギュアがどんどん商用品質に近づいていき、開発に手応えを感じました。
同年11月に最新のボクセル変換処理アルゴリズムを導入した際の3Dプリンター出力品に初めて着色し、実際のフィギュアに近い形にしあげてみました。
ここまで細かい3Dプリンター出力を試せるようになったのも、Makersラボ様の3Dプリンター「UP!Plus」の性能があればこそでした。同機は3Dプリンターを使うのが初めての人にも使いやすく、また故障が少ないという数々の美点を持っています。何よりも地元大阪にあってこれだけ利用しやすい3Dプリンター機材があることをもっと新産業を目指す人達に知ってもらいたいと思います。
今後もまだまだソフトウェア技術開発に伴う試作出力に、Makersラボ様の機材を活用させて頂きたいと思います。それと、これから3Dプリンター等の機材を利用したいと思う方々のためにノウハウの共有や勉強会を開いてノウハウの伝授に努めたいと思います。
※ このコンテンツは、『ユニティちゃんライセンス』で提供されています。http://unity-chan.com/contents/license_jp/
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