生成AIコーナーを新設
◆ 設置背景
総務省の情報通信白書によると、生成AIの市場規模は2022年に1.2兆円でしたが、2030年には14.2兆円まで急拡大すると予測されています(※1)。この急成長を見据えると、今後、生成AI市場を無視することはできません。
一方で、中小・スタートアップ企業は技術やリソースの点で、生成AIサービスの開発や活用に取り組めていないという現状があります。こうした課題感のなか企画されたのが本件です。
「生成AIコーナー」を設置する5G X LAB OSAKAは、体験を通してビジネスアイデアの発想につなげることを目的とした施設です。その中に「生成AIコーナー」を新設することで、主な来場者層である中小・スタートアップ企業による生成AIを使った製品・サービス開発の促進をめざします。
具体的には施設の一角にブースを設置し、大阪産業局の支援のなかで生まれた生成AIに関する製品を中心に展示します。
◆ 生成AIコーナーの内容
<設置日>
2024年10月1日(火)
<設置場所>
5G X LAB OSAKA展示・体験ルーム
(大阪市住之江区南港北2-1-10 ATC ITM棟6F ソフト産業プラザTEQS内)
・開館時間/10:00-18:00(平日のみ開館)
・体験方法/予約制:5G X LAB OSAKAホームページ( https://teqs.jp/5gxlab )から予約申込み
<展示物>
※展示物は定期的に入れ替えを行います。
●かんじぃPT (株式会社LearnMore) ※同社は来年の万博に出展します
好きな漢字を選ぶとAIがその漢字を使用しオリジナルの物語を生成してくれる学習アプリです。生成された物語は起承転結で構成され、読んでいく過程で読解力が身につきます。
実際に漢字を選ぶと物語が生成され、完成した物語が画面に映し出されます。
かんじぃPT https://kangpt.learn-more.co.jp/
株式会社LearnMore https://www.learn-more.co.jp/
●AI接客サービス (株式会社Qualiagram) ※同社は来年の万博に出展します
生成AIにより受付の自動化を実現するサービスです。モニターに映ったアバターが案内係を務め、アバターと会話しながら案内してくれます。展示では5G X LAB OSAKAにある遠隔操作展示を対象に案内を実施。遠隔操作システムの概要について案内・自動応答を行います。来場者はアバターとやり取りしながら遠隔操作のデモを体験できます。
株式会社Qualiagram https://peers.jp/business/labo
●TASUKI Annotation Tool (ソフトバンク株式会社)
AI開発に欠かせない工程である教師データ(AIが機械学習に利用するデータ)作成を効率化するツール。
AI実装の中でも特に工数のかかるRAG(検索拡張生成)の作業を効率化するツールをご覧いただき、作業効率を上げるためのAIによるサポート機能などを、実際にデモで体験いただきます。
TASUKI Annotation Tool https://www.softbank.jp/biz/services/ai/tasuki-annotation/tool/
●Axross Recipe for Biz (ソフトバンク株式会社)
AI・データ活用を中心とするDX人材教育サービスです。オンライン学習プラットフォーム上では、経験者のノウハウや事例を教材化し提供しています。最新のAI技術のほか、事業化立案やデータ分析といった、DX事業に役立つ講座をeラーニングや研修、ワークショップを通して学べます。
実際のWebプラットフォームをご覧いただきながら、生成AIの実装例などがまるでレシピのようにまとめられており、初級から応用まで順を追って学習することができる機能をデモで紹介します。
Axross Recipe for Biz https://www.softbank.jp/biz/services/learning/axross-recipe/
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