【報道資料】自分の発した光で発電・給電!新しい発想のソーラー光循環街灯を検証(大阪産業局)
大阪産業局は、IoT・ロボットビジネス実証実験支援プログラムとして、
有限会社ライトプランが実施する「雨・災害時における夜間LEDの不点灯の
解決をめざしたソーラー光循環街灯の実証実験」を支援します。
実証実験は、本日2024年9月13日(金)より大阪・咲洲の
複合商業施設ATC(アジア太平洋トレードセンター)で実施します。
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昨今、環境配慮の観点から太陽光発電型の屋外灯が注目されています。
なかでも、電源を使わない太陽光パネル一体型LED街路灯はCO2を
排出しないため、様々な自治体での導入が始まっています。
しかし、太陽光発電型の屋外灯は日中しか発電できないなど、
長期間点灯させるうえで、天候不順・運用面に課題を持っています。
本実証実験では、そうした課題の解決をめざし、実施主体である
有限会社ライトプランと株式会社久米電機が開発する、
夜間点灯した自分の光で発電して給電する新しい発想の
小型システム「ソーラー光循環街灯」の有効性を検証します。
具体的には、ATCにおいてそれぞれ日照量の異なる2箇所に機器を設置し、
夜間長期点灯やバッテリー容量の違いによる蓄電残量の検証などを行います。
今後、同社では本実証実験を通じて技術の向上や活用範囲の拡大の検証を行い、
社会実装をめざしてまいります。
なお、本件は、大阪府、大阪市、大阪商工会議所による
「実証事業都市・大阪」実現に向けた取り組みである
「実証事業推進チーム大阪」とも連携しながら実証実験支援を推進いたします。
大阪産業局が実施しているIoT・ロボットビジネス実証実験支援プログラムでは、
今年度も引き続き、全国から実証実験を募集しています。
そして、「未来社会の実験場」をコンセプトとする2025年大阪・関西万博に
向けて、実証実験支援の取り組みを積み重ね、大阪における新たなビジネス創出に
取り組んでまいります。
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■ 実証実験概要
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<実施名称>
雨・災害時における夜間LEDの不点灯の解決をめざしたソーラー光循環街灯の実証実験
<実施主体>
○有限会社ライトプラン(代表取締役:森成 洋子)
○所在地:愛知県豊橋市前田南町2-8-24
省エネルギー照明機器の開発・販売の事業を推進。
新規事業として「ソーラー光循環街灯」を開発しています。
<検証項目>
〇太陽光発電式屋外灯の天候に左右されないLED灯の夜間長期間点灯の確認
〇長期間点灯を続けるためのバッテリー容量の違いによる蓄電残量の検証
<実施期間>
2024年9月13日(金)~11月末予定
<実施場所>
ATC内2ヵ所(大阪市住之江区南港北2-1-10 ATCビル)
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【参考】
<ソフト産業プラザTEQS>
大阪市が設置する、IoTやAIなどの先端テクノロジーを活用した
製品・サービスの開発を行う中小企業を支援する施設です。
公益財団法人大阪産業局が運営しています。
詳しくは、ホームページ( https://teqs.jp )をご覧ください。
<IoT・ロボットビジネス実証実験支援プログラム>
大阪咲洲の複合商業施設「ATC」と大阪舞洲のスポーツ施設を
実証フィールドとして実施する、開発・改良に必要な実証実験の支援プログラムです。
詳しくは、ホームページ( https://teqs.jp/experimentation )をご覧ください。
<実証事業推進チーム大阪>
大阪府、大阪市、大阪商工会議所により設置された、「未来社会の実験場」を
コンセプトとする2025年大阪・関西万博を見据えて、革新的な実証実験を
行いやすい環境を整え、大阪で新しいビジネスを生み出す好循環を創り出し、
「実証事業都市・大阪」を実現するための取り組み。
詳しくはホームページ
( https://www.osaka.cci.or.jp/innovation/digital_transformation/osaka_demonstration_experiment/demo-experiment_how-to_proceed.html )を
ご覧ください。
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<本件に関する問合せ先>
ソフト産業プラザTEQS(公益財団法人大阪産業局)
担当 下地・田中
TEL 06-6615-1000(10時から18時まで、土曜日・日曜日・祝日除く)
MAIL. office@teqs.jp
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