【報道資料】法定検査業務の効率化をめざす!浄化槽の遠隔監視・汚泥検出の実証実験を実施(大阪産業局)
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大阪産業局は、IoT・ロボットビジネス実証実験支援プログラムとして、
東阪電子機器株式会社が実施する「浄化槽遠隔監視汚泥検出実証実験」を
支援します。
実証実験は、2024年5月15日(水)より大阪・咲洲の
複合商業施設ATC(アジア太平洋トレードセンター)で実施します。
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浄化槽は集合住宅や公共施設、商業施設などで排出される生活排水を
きれいに処理するための汚水処理設備です。現在、浄化槽は1年に
1回の法定検査が必要になっており、検査員と施設管理者等による
現地での立ち合い確認が行われています。
しかし、浄化槽は毎年10万基新設されていて、検査員が不足してくる
ことが懸念されており、人手不足の解消や業務の効率化が求められています。
本件は、そうした課題解決を目的として実施する実証実験となります。
具体的には、東阪電子機器株式会社が開発した汚泥検出センサをATC内の
浄化槽設備に設置し、取得データの遠隔モニタリングを実施します。
そして、汚泥量の安定検出、通信ネットワークを活用したリアルタイム
モニタリングの有効性、外部環境での耐久性などを検証します。
今後同社では、実証実験の結果を踏まえて汚泥検出センサの量産化に
向けた取り組みを進めていく予定です。
なお、本件は、大阪府、大阪市、大阪商工会議所による
「実証事業都市・大阪」実現に向けた取り組みである
「実証事業推進チーム大阪」とも連携しながら実証実験支援を
推進いたします。
大阪産業局が実施するIoT・ロボットビジネス実証実験支援プログラムでは、
今年度も引き続き、全国から実証実験を募集しています。
そして、「未来社会の実験場」をコンセプトとする2025年大阪・関西万博に
向けて、実証実験支援の取り組みを積み重ね、大阪における
新たなビジネス創出に取り組んでまいります。
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■ 実証実験概要
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<実施名称>
浄化槽遠隔監視汚泥検出実証実験
<実施主体>
○東阪電子機器株式会社(代表取締役社長:永野 仁士)
○所在地:大阪府吹田市江の木町29-1
モーションコントロールをコア技術として、モーター駆動基板・
コントローラの開発・製造及び販売や顧客仕様に合わせた
駆動系装置の開発・製造及び販売などに取り組んでいます。
詳しくはホームページ( https://tohan-denshi.co.jp )をご覧ください。
<実証実験の検証項目>
○汚泥量の安定検出
○ネットワークを活用して、リアルタイムに外部で
モニタリングできるかの確認
○外部に設置した際の耐久性及び電源寿命の確認
<実施日>
○2024年5月15日(水)から3カ月程度
<実施場所>
○ATC(大阪市住之江区南港北2-1-10)
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【参考】
<ソフト産業プラザTEQS>
大阪市が設置する、IoTやAIなどの先端テクノロジーを活用した
製品・サービスの開発を行う中小企業を支援する施設です。
公益財団法人大阪産業局が運営しています。
詳しくは、ホームページ( https://teqs.jp )をご覧ください。
<IoT・ロボットビジネス実証実験支援プログラム>
大阪咲洲の複合商業施設「ATC」と大阪舞洲のスポーツ施設を
実証フィールドとして実施する、開発・改良に必要な実証実験の支援プログラムです。
詳しくは、ホームページ( https://teqs.jp/experimentation )をご覧ください。
<実証事業推進チーム大阪>
大阪府、大阪市、大阪商工会議所により設置された、「未来社会の実験場」を
コンセプトとする2025年大阪・関西万博を見据えて、革新的な実証実験を
行いやすい環境を整え、大阪で新しいビジネスを生み出す好循環を創り出し、
「実証事業都市・大阪」を実現するための取り組み。
詳しくはホームページ( https://www.osaka.cci.or.jp/experiment/ )を
ご覧ください。
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<本件に関する問合せ先>
ソフト産業プラザTEQS(公益財団法人大阪産業局)
担当 下地・田中
TEL 06-6615-1000(10時から18時まで、土曜日・日曜日・祝日除く)
MAIL. office@teqs.jp
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