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Interview

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vol.17

イメディオがつないだ縁が、両社の成長のカギとなった

大化物流開発合同会社

入江 徹氏

×


OKデザイン株式会社

坂倉 誠氏

大化物流開発合同会社

入江 徹氏

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OKデザイン株式会社

坂倉 誠氏

イメディオに入居する大化物流開発合同会社とOKデザイン株式会社。
現在は、大化物流開発の企業Webサイトをはじめ、2016年1月には採用サイトをOKデザインが担当した。今回は、イメディオ内で入居者同士がビジネスでつながったきっかけや、イメディオ内で仕事をする際の気持ちや姿勢について、両社の代表である入江徹氏と坂倉誠氏に話をうかがいました。

イメディオからの紹介リストに
社名があったのが最初のきっかけ

入江:会社設立直後、まずWebサイトを作ろうと考えて、イメディオのスタッフに紹介してもらったのがきっかけでした。

坂倉:当時は隣同士の部屋でしたから、「お隣さん」としての面識はありましたけどね。

入江:そうそう。でも、イメディオでWeb専業の会社が坂倉さんのところだけとは知らなくて……。複数紹介してもらった入居者の中に坂倉さんの会社が含まれていたので、「隣の会社が候補ならお願いしようかな」となりました。当時は会社設立直後で資金がなく、費用面で無理を聞いてくれるところという条件もあったなぁ……(笑)

坂倉:当時は喫煙所で一緒になることが多くて、仕事以外のアホな話ばっかりしてましたね(笑)

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会社のコンセプトを一緒に考えた仲間は、
言ってみれば同志みたいなもの

坂倉:ご依頼いただいてWebサイト制作を始めましたが、結構時間が掛かりましたね。半年ぐらい掛かったんじゃないでしょうか。最初はWebサイトに入れる要素がまったくなかったんですよね。設立直後の会社なので当然なのですが。

入江:依頼したは良いけども、我々がまったく準備できていなかった。会社のロゴすらありませんでしたからね。当時は想いだけが強くて、それが言葉に落とし込めていなかった。

坂倉:最終的には、Webサイトと一緒に会社のコンセプトやロゴマークもお手伝いさせていただきました。

入江:Webサイトと名刺のロゴを考えてくださいってお願いさえしておけば、なんとなくエエ感じのができてくると思っていました。でも、我々自身の中でも決まってないことを勝手に決めて作るって無理ですよね。作り始めてすぐにリリース時期を後ろにずらしました。

坂倉:適当な業者に頼んだら、それでもお金だけぼったくられて適当なものが上がってきたりします。当然そうはしたくない。そこで、無理を言って一緒に考えていただくことにしました。

入江:きちんとしたWebサイトを作ってもらうにはネタが必要で、そのネタを我々がまったく準備していなかったんです。Webサイトを作りながら、会社のコンセプトを作っていきました。

坂倉:大変でしたが、ご期待に添えるWebサイトを作れたようで、以来ずっとお取引していただけています。継続してお取引させていただいていることが、なにより嬉しいですね。

入江:起業直後のバタバタの中で、会社のコンセプトやロゴを作ってくれた人は、もはや同志でしょ(笑)

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お任せ感もプレッシャーも
入居者同士だからこそ大きい

坂倉:同じイメディオに入居している大化物流開発さんからのご依頼って、実はプレッシャーが大きかったです。

入江:そうなんですか?

坂倉:他のクライアント様のお仕事も一生懸命制作させていただくのですが、イメディオの入居者同士だと普段以上に力が入ります。やはり毎日顔を合わせますし、会った時のプレシャーのせいですかね(笑)。でも、逆にクライアント様を十分理解できている自信があるので、仕事しやすい面があるのも確か。社長様が言わずとも、言いたいことをサイトの中に反映できるように心掛けています。

入江:そんなプレッシャー掛けてましたか(笑)。でも、すごく力を入れてやってもらってるのは感じます。まず、我々が考えていることに「こうした方が良いですよ」という意見をたくさんくれる。次に、単に作るだけではなく、先回りして考えて提案してくれる。だから安心して任せられます。

坂倉:社長の考えを先回りして考えることは意識しています。1月にオープンした採用サイトでは、インタビューをしっかりやったにもかかわらず、実質約1カ月で完成というスピードでした。入江社長のイメージは、少しずつ先回りして考えられるようになってきました。

入江:最近は「こんな感じで」と、何となくのイメージをお伝えするだけですもんね。それでサイト構成からデザインまで、きっちり欲しいイメージで提案してくれる。イメディオ入居者同士、というのが効いてるのかな。最近作っていただいた採用サイトでは、当社のことが私の説明よりも分かりやすく書かれていますしね(笑)

社長同士フラットな関係を作りやすく
思いを共有したものづくりができる

入江:イメディオに入居しているのは、起業して間もない社長ばかり。私と坂倉さんは、入所時期がほぼ同じで立場がフラットだった。社長同士がフラットな関係で話しやすく、悩みも共有しやすい。イメディオには、そうした関係の中で良いものづくりができる環境があると思いますよ。

坂倉:ただ、今の大化物流開発さんの勢いを拝見していると、さらに会社が成長してフラットじゃなくなりそうで……。大きく成長してもご依頼いただけるように、OKデザインも頑張らないと(笑)

入江:いやいや、今後もよろしくお願いします。『プロの目』って必要なんですよ。たとえば設立当初、会社のロゴマークを考えた時、私はロゴマークの下に「大化物流」と「物流」の文字を入れたかった。でも坂倉さんから「成長したら『物流』と入っていない方が良いですよ」と言われて渋々「物流」の二文字がないロゴを選択しました。しかし、エネルギー関連事業に取り組んでいる現在を見ると、今となってはこれが大正解なんですよね。本当にプロの感覚というか、先を見る目はスゴいです。

坂倉:ありがとうございます!

入江:お金の顧問や人事の顧問がいる会社は多いですが、大化物流開発にとってOKデザインさんはデザイン顧問。これからも頼らせてくださいね。

坂倉:もちろんです。これからもよろしくお願いします。

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掲載日 2016年3月10日
取材・文 ショートカプチーノ 中 直照