イメディオ入居前から
「大阪3Dプリンタービジネス研究会」を自ら立ち上げ、最新情報の共有や3Dプリンターを活用した新しいビジネスの研究、ビジネスモデルの創出を目指す廣瀬氏。
「現在、160人以上のメンバーが研究会に登録しています。3Dプリンターにまつわるビジネスをみんなで考えることが市場の創造や拡大につながり、それが普及や普及スピードのアップにつながると思っています」
さらに2014年10月には
「メイカーズバザール」を主催。関西の50組以上の「モノづくり人間=メイカーズ」が集まり、イベントは大盛況だった。
「実はメイカーズバザールは、大阪3Dプリンタービジネス研究会の次のレベルの取り組み。3Dプリンターで作れるのは筐体などの外側だけで、動かしたり制御する内部の電気的、機械的な仕組みが加わらないと製品にはなりにくい。そこで、3Dプリンターで外側を作る人と、電気的、機械的な内側を作る人が出会う場として開催したんですよ」
メイカーズバザールの開催は、3Dプリンターを使った製品の普及に一歩近づいたということ。これから廣瀬氏は何を目指すのだろうか。
「3Dデータをデザインできるデザイナーとの関係を広げ、どんどんネットワークしたい。これからはモノではなくデータが売買される時代になる。3Dデザイナーがデザインしたデータを販売するサイトを作りたいですね」