勤めていた会社を退社した直後は、いくつかのコワーキングスペースを利用する“ノマド的”な仕事スタイルを試行錯誤していた八田氏。イメディオとの縁も、施設内にある無料コワーキングスペース
『コプラ南港』を利用したのがきっかけだった。
「声を掛けてくださったスタッフの方と話の中で、初めてインキュベーションオフィスの存在を知ったんです。見学してみると、コワーキングスペースとは異なる仕事スタイルやつながりができるような気がして入居を決めました。勉強会などを通じてすぐに入居者の方々と仲良くなれましたし、固定のオフィスを持つことで、ノマド的な仕事スタイルとは異なるものが得られると実感しています」
さらにイメディオは、施設外の人々との人脈構築もサポートしてくれているという。
「その道の研究者を紹介していただいたり、話をする機会を作っていただいています。私一人では話を聞いていただけないような人も、イメディオからの依頼なら会える場合もあり、いつも感謝しています」
また、ハード面で入居の決め手となったのは、3Dプリンターなどが自由に使える
『Makersラボ』の存在だった。
「3Dプリンターは、ソフトウェアの検証用スピーカーを試作する際に活用しています。また、イメディオで開催される
大阪3Dプリンタービジネス研究会にも参加し、交流や情報収集をしています。スタッフの皆様には十分なサポートをしていただき、とても満足しています」