【報道資料】警備業界の人手不足を解消!ウェアラブルカメラを使った“新しい警備”を検証(大阪産業局)
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複合商業施設が舞台!リアルな現場で「本気」で検証!
ATCでウェアラブルカメラを用いた警備現場の「遠隔支援」の検証を実施します
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大阪産業局は、実証実験支援プログラムとして、株式会社リモートアシスト
による実証実験「ウェアラブルカメラを用いた警備現場における遠隔支援の検証」を、
2023年3月1日(水)から2023年3月31日(金)にかけて、
大阪・咲洲の複合商業施設ATCにて実施します。
労働力人口減少による人手不足は、社会課題の一つですが、警備業界もそうした
課題に直面しています。厚生労働省の調査によると、警備員などを含む保安業の
有効求人倍率は7.43倍(2022年12月分)。これは1人あたりの求職者に対し、
約7件の求人があることを示しています。全職業の平均は1.31倍なため、
警備業界では相当な人手不足の状況がうかがえます。
本件は、そうした課題解決をめざして実施するものです。
今回検証するサービスは、本件実施主体のリモートアシスト社が開発する
ウェアラブルカメラを使った遠隔支援サービスです。
このサービスは現場作業者のリアルタイム視線映像を遠隔にいるサポーターの
パソコン画面に共有し、音声通話で支援するサービスです。
今回は、このサービスを警備業界向けに展開可能かを検証することを目的に、
実際にATCの警備担当者にウェアラブルカメラを装着し、夜間巡回時に
視覚映像などを警備室でもモニタリングします。そして、実際に視覚映像が
警備サポートに役立つかなどを検証します。
今後、同社では実証実験を通して得た結果をもとにサービスの改善などを行い、
早期の実用化をめざしています。
また、本プログラムでは、今年度も引き続き、全国から実証実験を募集しています。
そして、「未来社会の実験場」をコンセプトとする2025年の大阪・関西万博に
向けて、実証実験支援の取り組みを積み重ね、大阪における新たなビジネス創出に
取り組んでまいります。
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■ 実証実験概要
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<実施名称>
ウェアラブルカメラを用いた警備現場における遠隔支援の検証
<実施主体>
○株式会社リモートアシスト(代表取締役:藤井 慎一)
○所在地:大阪市住之江区南港北2-1-10 ATCビルITM棟6F M-1-4C
自社開発のウェアラブルカメラの開発・販売を行うほか、同製品を
使ったサービスを提供しています。
詳しくはホームページ( https://remote-assist.jp )をご覧ください。
<検証項目>
○ウェアラブルカメラで取得した映像が、実際の警備業務において、
業務効率化、警備員自身の安全確保に寄与するか
○ウェアラブルカメラの装着性、操作性などは問題ないか
<実施期間>
○2023年3月1日(水)~2023年3月31日(金)の間で1週間程度
<実施場所>
○ATC内バックヤード等(大阪市住之江区南港北2-1-10)
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【参考】
<ソフト産業プラザTEQS>
大阪市が設置する、IoTやAIなどの先端テクノロジーを活用した
製品・サービスの開発を行う中小企業を支援する施設です。
公益財団法人大阪産業局が運営しています。
詳しくは、ホームページ( https://teqs.jp )をご覧ください。
<IoT・ロボットビジネス実証実験支援プログラム>
大阪咲洲の複合商業施設「ATC」と大阪舞洲のスポーツ施設を
実証フィールドとして実施する、開発・改良に必要な実証実験の支援プログラムです。
詳しくは、ホームページ( https://teqs.jp/experimentation )をご覧ください。
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<本件に関する問合せ先>
ソフト産業プラザTEQS(公益財団法人大阪産業局)
担当 下地・藤井
TEL 06-6615-1000(10時から18時まで、土曜日・日曜日・祝日除く)
MAIL. office@teqs.jp
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このリリースは、大阪産業創造館、大阪イノベーションハブなどを運営する
公益財団法人大阪産業局が、新規事業などのニュースを
お世話になっている報道関係者の方々にお届けするプレスリリースです。
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※当財団からのリリース一覧 https://www.obda.or.jp/press-release
※本件は、大阪市政記者クラブ、大阪経済記者クラブ、大阪科学・大学記者クラブで
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