南港ATCで、ロボットを活用したスタンプラリーの実証実験を開始
コンピュータ・ハイテック株式会社(略称・CHT。東京都台東区)は、11月4日(土)・5日(日)に、複合商業施設であるアジア太平洋トレードセンター(略称・ATC。大阪市・住之江区)にて、ロボットを活用したスタンプラリー「ロボスタンプ」の実証実験を行います。
本実証実験では、ATC館内の3箇所にスタンプポイントを設置し、受付とゴールを含めて9台のロボットがサービスを提供します。
参加者は自分の名前を事前に登録することで、ロボットが名前の呼びかけを行うほか、「がんばれ!」などの声かけをしてくれます。
スタンプラリーは、イベントや商業施設の販売促進手法として定着しています。本件では、そこにロボットを連携させることで参加者の満足度向上につなげます。また、インターネットを活用することで、参加者の行動履歴を取得することも可能となります。
実証実験は、同日にATCで開催されているテクノロジー体験イベント「ATCロボットストリート」のなかで実施し、児童を対象に動作及び行動履歴取得の検証、顧客満足度の検証を行います。
ロボットを活用したサービスは、受付や案内を中心に事例が増えていますが、マーケティング施策として実施している例は多くありません。弊社では、実証実験で得たデータをもとにサービス改善を行い、全国の商業施設への展開をめざします。
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実証実験概要
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<検証サービス>
ロボットを活用したスタンプラリー「ロボスタンプ」
<実施主体>
コンピュータ・ハイテック株式会社(東京都台東区東上野3丁目18番7号 上野駅前ビル)
(事業概要)今年35周年を迎える、デバイスからクラウドまでIoTをワンストップ対応する開発会社。ソフトウェアだけでなく、ハードウェアやロボットを組み合せ、システム全体を提案。
(会社URL)https://www.cht.co.jp/chtcom/html/index.html
<実施内容>
- ATCロボットストリートのイベントのなかで実施。メイン会場であるITM棟2Fに受付、ITM棟4階、6階、10階の3箇所にスタンプポイント、ITM棟11階にゴールを設置します。
- 各ポイントには、ロボット、スタンプ台(バーコードリーダ、スタンプ、制御装置を搭載)を各1台設置し、無線LANで参加者データベースサーバと通信します。いつ、どこで、誰がスタンプを押したかの行動履歴を取ることができます。
- 参加者にWEB上の専用ページからニックネームを登録してもらい、スタンプカードを作成。3箇所のスタン¥プポイントを回ってスタンプを押してゴールをめざしてもらいます。各ポイントでは、ロボットがニックネームを呼んだり、「がんばれ!」等々話しかけてくれます。スタンプの押印は参加者による手押しで実施。
- ロボットはPepper(ソフトバンクロボティクス社)5台、RoBoHoN(シャープ社)4台を使用。
運用イメージ
※ATCロボットストリート in 咲洲こどもフェスタ2017
ロボットの体験型展示を中心にしたテクノロジー体験イベント。咲洲こどもフェスタ2017のプログラムとして実施。
・主催:ATC
・公式URL http://www.atc-co.com/kodomofes/
<検証内容>
- 行動履歴などシステムとして問題なく動作するかなどの動作検証。
- 検証対象となるこどもを喜ばせることができるか、受け入れられるサービスかの仮説検証
- 集客や来店に効果があるかのマーケティング検証
<対象者>
小学生以下のこども
<実施場所>
アジア太平洋トレードセンター(ATC)
受付:ITM棟 2階
スタンプポイント:ITM棟4階、6階、10階
ゴール:ITM棟11階
<実施期間>
平成29年11月4日(土)~平成29年11月5日(日)